「牛に汗し棟に充つ」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「牛に汗し棟に充つ」の意味を分かりやすく説明していきます。

気になる慣用句を学んでいきましょう。

「牛に汗し棟に充つ」とは?意味

「牛に汗し棟に充つ」とは?意味

「牛に汗し棟に充つ」とは、書物が多いこと。

もともとは汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)の四字熟語から生まれた言葉です。

「棟」とは住宅の棟木のことで、屋根につかわれる木をあらわします。

たくさんの本を引かせれば牛が汗をかくし、多くの本を上に積んでいけば棟木に届くくらいの高さになることを述べた慣用句です。

「牛に汗し棟に充つ」の言葉の使い方や使われ方

「牛に汗し棟に充つ」の言葉の使い方や使われ方

「牛に汗し棟に充つ」は図書館のように、多くの本が積まれた状態をいいます。

本の虫として書物にのめり込んでいる人、または本に囲まれた部屋をいいます。

また売れている本、世の中に知れ渡っているヒット本を「牛に汗し棟に充つ」と例えることもあります。

好ましい意味の用語です。

「牛に汗し棟に充つ」の例文

「牛に汗し棟に充つ」の例文

「牛に汗し棟に充つ」を使った例文を挙げます。

・『彼の住まいは、牛に汗し棟に充つだ』
・『リビングはいつしか、牛に汗し棟に充つとなった』
・『芥川賞を受賞したため、牛に汗し棟に充つだ』

まとめ

まとめ

「牛に汗し棟に充つ」の意味と使い方を学びました。

牛に汗し棟に充つとは、牛が汗をかくほど本が多いこと。

無類の本好き、蔵書に囲まれた暮らしぶりをいいます。

また書店でよく見かける、ヒット本もあらわします。

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