「遅きに失する」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「遅きに失する」はどんな様子のときに使う言葉なのでしょうか。

今回は、「遅きに失する」の意味について解説します。

「遅きに失する」とは?意味

「遅きに失する」とは?意味

「遅きに失する」とは、「時期に遅れてしまい間に合わず無意味になること」を意味する言葉です。

「遅きに失する」の概要

「遅きに失する」の概要

どんな優れたアイデアもタイミングが合わなければ役に立ちません。

やろうとしていたことがタイミングを逃して遅れてしまい全く意味がなくなってしまうことを「遅きに失する」といいます。

遅れてしまったことが失敗の原因であるときに用いられる言葉で、やろうとしていたことは素晴らしいことであっても時期を外せば用をなさないことを表します。

「遅きに失する」の言葉の使い方や使われ方

「遅きに失する」の言葉の使い方や使われ方

『救援部隊を派遣したがすでに占領されてしまい遅きに失する』
『10年経ってから本当の気持ちに気づいたところで遅きに失する』

「遅きに失する」の類語や言いかえ

「遅きに失する」の類語や言いかえ

・手遅れ
「対処が遅く効果が期待できないこと」を意味します。

本来は怪我や病気の治療など手当が遅れることを指しますが、現在では広く物事の対処が遅れることを指します。

まとめ

まとめ

「遅きに失する」は遅れてしまったことを責めるようなニュアンスを含みます。

もっと急いでいればよかったのに、という非難めいた意味合いを含み人によっては叱責と受け取られかねないので使う時には注意してください。

タイトルとURLをコピーしました