「気を取られる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「気を取られる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「気を取られる」とは?意味

「気を取られる」の意味は「他のことに興味や関心が向いてしまい、思わず注意が逸れること」です。

それまではあることに注意を向けていたのですが、急に珍しいものや面白いと思うことがあらわれて、ついそちらに気持ちがい向いてしまうことです。

長く続くことではなく、一瞬、または短時間注意が削がれる時に使われます。

「気を取られる」の概要

「気を取られる」の「気」は「生命・意識・心などの状態や働き」から転じて「ものごとにひきつけられる気持ち」という意味、「取られる」は動詞「取る」の受身形で「手の中におさめられること」から転じて「そのことのために場所や時間などを必要とされること」という意味です。

「心の働きを何かに奪われること」という意味から転じて「ものごとに引き付けられる気持ちが働き時間を費やすこと」という意味で使われています。

「気を取られる」の言葉の使い方や使われ方

「気を取られる」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『スマホに気を取られて段差で転ぶ』
・『カーナビに気を取られて信号無視する』
・『若い女性に気を取られて彼女が激怒する』

まとめ

今回は「気を取られる」について紹介しました。

「気を取られる」は「ものごとに引き付けられる気持ちに時間を費やすこと」から転じて「注意を奪われること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。