この記事では、「鮑の片思い」の意味を分かりやすく説明していきます。
「鮑の片思い」とは?意味
「鮑の片思い」とは?意味
「鮑の片思い」は「あわびのかたおもい」と読みます。
意味は「自分が一方的に慕っているだけで、相手は何とも思っていないこと」です。
相手に好意を持っているのに、全く自分に振り向いてくれず報われない様子に使われます。
「鮑の片思い」の概要
「鮑の片思い」の概要
「鮑の片思い」の「鮑」は「アワビ」のことです。
貝類はその形状から「巻貝・二枚貝・一枚貝」に分かれます。
巻貝は筒状に巻いていある貝、二枚貝は二枚の貝が合わさっているものでアサリやハマグリなど代表的な形状です。
「アワビ」は一枚貝で、平べったい貝に身が付いてた形状です。
その為に、「向き合う側の貝殻がないこと」から転じて「相手がいない」「片思いの状態」という意味で使われる様になりました。
「鮑の片思い」の言葉の使い方や使われ方
「鮑の片思い」の言葉の使い方や使われ方
「鮑の片思い」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『第一志望の会社とは鮑の片思いだと感じた』
・『ペットの譲渡会に参加したが鮑の片思いだった』
・『コラボ企画を望んでいたが相手企業と鮑の片思いに終わった』
まとめ
まとめ
今回は「鮑の片思い」について紹介しました。
「鮑の片思い」は「アワビが一枚貝であること」から転じて「一方的に慕っていること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。