この記事では、「鯔のつまり」の意味を分かりやすく説明していきます。
「鯔のつまり」とは?意味
「鯔のつまり」とは?意味
「鯔のつまり」は「とどのつまり」と読みます。
意味は「ものごとが結局行きつくところ」のことです。
あるものごとが色々な経緯をたどって変化していった、最終的な結果のことです。
もうこれ以上よくならずにおしまいという、思わしくない結果になった時に使われます。
「鯔のつまり」の概要
「鯔のつまり」の概要
「鯔のつまり」の「とど」は、海獣の「トド」ではなく、魚の「ボラ」のことです。
「ボラ」はブリなどと同様「出世魚」で、成長するに従って呼び名が変わっていきます。
関東では「オボコ→イナ→スバシリ→イナボラ→トド」と呼ばれ、地域により呼び名は様々ですが、最終的には「トド」になります。
「一番最後がトドである」から「トドのつまり」と呼ばれ、「大した結果にならずに終わる」という意味で使われる様になりました。
「鯔のつまり」の言葉の使い方や使われ方
「鯔のつまり」の言葉の使い方や使われ方
「鯔のつまり」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『ことごとく試験に落ちて鯔のつまりFラン大学に入る』
・『選びに選んで鯔のつまり農家の跡取りと結婚する』
・『転職を繰り返し鯔のつまりは零細企業の営業マンになる』
まとめ
まとめ
今回は「鯔のつまり」について紹介しました。
「鯔のつまり」は「魚のボラの最終形態」から転じて「ものごとが結局行きつくところ」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。