「図に乗る」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「図に乗る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「図に乗る」とは?意味

「図に乗る」とは?意味

「図に乗る」「ずにのる」と読みます。

意味は「調子に乗ってつけあがること」で、自分にとってうまく事が運んでいる状態に慣れてしまい、いい気になって勢い付いた言動をすることを言います。

基本的に、自慢したり人を見下したりなど、良くない態度を取る時に使われます。

「図に乗る」の概要

「図に乗る」の概要

「図に乗る」は仏教用語に由来しています。

仏教では、読経する時には独特の音階や節があり、大勢がなぞらえて同じ抑揚で読み上げます。

経本には文字の横にその音階や抑揚の変化を表す記号が書き込まれていて、これを「図」と言います。

この「図」の通りにスムーズに音階を付けたり、上手く転調できたりする様子を「図に乗る」と言い表すようになりました。

本来は良い意味の言葉でしたが、次第に「調子に乗る」「つけあがる」という意味に変化していきました。

「図に乗る」の言葉の使い方や使われ方

「図に乗る」の言葉の使い方や使われ方

「図に乗る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『部下をちょっと褒めたら図に乗る』
・『お客が図に乗って法外な値引きを要求してくる』
・『子供が図に乗ってお菓子を要求してくる』

まとめ

まとめ

今回は「図に乗る」について紹介しました。

「図に乗る」「調子に乗ってつけあがること」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。

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