「手に汗を握る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「手に汗を握る」はどんな様子を表している慣用句なのでしょうか。

今回は、「手に汗を握る」の意味について解説します。

「手に汗を握る」とは?意味

「手に汗を握る」とは、「極度の緊張や興奮状態にあること」を意味する慣用句です。

「手に汗を握る」の概要

人間は普段手のひらに汗をかきません。

手のひらに汗をかくのは極度に緊張したときや興奮したときのみであることからそのような精神状態を指して「手に汗を握る」と表現します。

一般的には何かを見たり聞いたりして興奮している様子や強いストレスにさらされて緊張しているさまを指し、実際に手のひらに汗をかいているかどうかとは関係なく「普通であれば汗をかかない手のひらにも汗をかいてしまうほどの精神状態」という程度が甚だしいことを指す表現です。

心が落ち着かず不安定になっている状態なのでわずかな出来事で悲鳴を上げたり立ち上がったりなど大きく反応します。

「手に汗を握る」の言葉の使い方や使われ方

『手に汗を握る展開の試合を観戦する』
『迫りくる恐怖に怯えて手に汗を握る』

まとめ

「手に汗を握る」は大きな精神的負荷がかかっている状態を表す言葉です。

興奮や緊張など精神の安定にはあまり良くない状態なので心を休めたいときはなるべくそうならないよう注意しましょう。