「手を切る」とはどのような意味の慣用句なのでしょうか。
今回は、「手を切る」の意味について解説します。
「手を切る」とは?意味
「手を切る」とは?意味
「手を切る」とは、「これまで結ばれていた関係性を断つこと」を意味する慣用句です。
「手を切る」の概要
「手を切る」の概要
他人と関わりを持つことを「関係を結ぶ」といい、さらに関係を深め協力体制を取ることを「手を結ぶ」と表現します。
縁や絆など人との関わりは紐や糸をつなぎ合わせるように「結ぶ」という言葉で表現されますが、結ばれていた関係性を終わりにし今後の関わりを断つことを「手を切る」といいます。
後腐れのないようすっぱりと関わりを断つ様子を指す表現で、一度断った関わりを復活させるつもりが全くないほど潔く関係を終わらせるときに用いられる表現です。
一般的には悪縁など悪い関係性を終わりにするときに用いられる表現であり、きっぱりと決別する強い意志が込められています。
「手を切る」の言葉の使い方や使われ方
「手を切る」の言葉の使い方や使われ方
『悪い友人と手を切る』
『薬物と手を切るのは簡単ではない』
まとめ
まとめ
「手を切る」は様々な関係性に対して使われる慣用句です。
今後の関わりを感じさせないはっきりとした終わりであり、悪いものを遠ざけるという意味が含まれています。
日常会話でも登場する言葉なので正しい意味を知っておきましょう。