「潰しが効く」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「潰しが効く」はどんなときに使う言葉なのでしょうか。

今回は、「潰しが効く」の意味について解説します。

「潰しが効く」とは?意味

「潰しが効く」とは?意味

「潰しが効く」とは、「他のものへの適応能力が高く別の役立て方があること」を意味する言葉です。

「潰しが効く」の概要

「潰しが効く」の概要

一般的には人の仕事について使われる言葉で「今の仕事ではない別の仕事に就いても十分やっていける」という意味で使う言葉です。

一般的には「その仕事が駄目になったとしても他の仕事でやっていける」という適応力の高さを評価する褒め言葉として使われますが「どうにでもなる」「何でもそれなり」などネガティブな意味合いで解釈されることもあります。

金属が加工に失敗しても再び鋳潰して使い回せることに由来します。

「潰しが効く」の言葉の使い方や使われ方

「潰しが効く」の言葉の使い方や使われ方

『簿記の資格は潰しが効くので取っておいた方がいい』
『セールスマンとしての営業能力はどの職場に行っても潰しが効く』

「潰しが効く」の類語や言いかえ

「潰しが効く」の類語や言いかえ

・応用がきく
「本来の使い方以外にも使える」という意味の言葉です。

「潰しが効く」は職業適性など総合的な能力に対して用いられますが、こちらはより具体的な個別の能力に対して使います。

まとめ

まとめ

「潰しが効く」は適応力や汎用性の高さを褒めてはいるものの、今の仕事への適性をあまり認めていない感じがする微妙な表現です。

褒める意味で使ってもネガティブな意味に受け取られる可能性があるので注意してください。

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