「二兎を追う」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「二兎を追う」の意味を分かりやすく説明していきます。

「二兎を追う」とは?意味

「二兎を追う」は、猟師が2匹の兎を追うという意味です。

ただし、この言葉には続きがありまして、「二兎を追うものは一兎も得ず」や「二兎を追う者だけが、二兎を得る」という具合に言葉が続くことで2匹の兎を負うものが最終的にどうなるかを指す言葉になります。

「二兎を追う」の言葉の使い方や使われ方

「二兎を追う」は、これだけであれば、猟師が2匹の兎を追いかけるというだけで、この後どうなるかでたとえ話の最終的な答えが変わります。

よって、「二兎を追う」は、これからどうなるかという前段階で使用します。

「二兎を追う」の例文

・『二兎を追うものだけが二兎を得る』

まとめ

「二兎を追う」は猟師が2匹の兎を追いかけるがゆえ、これからどうなるかということを例えるための前振りのワードです。

大抵が、「二兎を追う者は一兎も得ず」というのがテンプレートの言葉になりまして2匹の兎を一度に追いかけるのは無謀という意味で使用されることが多いです。

逆に、「二兎を追う者だけが、二兎を得る」は、これは、ことわざではなく、心理のようなもので、要は獲物を追う姿勢が大事だということになります。