この記事では、「図りかねる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「図りかねる」とは?意味
「図りかねる」とは?意味
「図りかねる」の読みは「はかりかねる」で、「人の言動などの意味が全く理解できないこと」を意味する言葉です。
「図りかねる」の「図る」には「物事を考え合わせて判断する」や「実現を企てる」や「考えて工夫する」や「努力する」と言った意味があります。
また「かねる」は「しようとしてもできないこと」を意味すします。
従って、「人が何を考え、何を実現しようとしているのかが、分からない」と言ったニュアンスの意味となるのです。
「図りかねる」の概要
「図りかねる」の概要
ここでは「はかりかねる」の表記として、「図りかねる」としていますが、辞書を調べると「計りかねる」と表記されているケースが少なくありません。
「図る」の意味は、先に記した通りですが、「計る」の方は「度合いを調べる」や「推しはかって見当を付ける」と言った意味を持っています。
一つ目の「計測する」意味から考えると「計りかねる」は不適切な表記と言えますが、二つ目の意味からすれば「計りかねる」の表記もおかしくないと言えます。
結論としては、いずれの表記を使っても良いと言えます。
「図りかねる」の言葉の使い方や使われ方
「図りかねる」の言葉の使い方や使われ方
・『彼の企画の意図を図りかねます。とにかくプレゼンを聞いてみないと何ともコメントできません』
・『コロコロと言い分を変える彼の真意がどこにあるのか、図りかねる』
まとめ
まとめ
「図りかねる」とは「人の言動などの意味が全く理解できないこと」を意味する言葉です。
「計りかねる」と表記されることもあります。