この記事では、「尻尾を出す」の意味を分かりやすく説明していきます。
「尻尾を出す」とは?意味
「尻尾を出す」とは?意味
「尻尾を出す(しっぽをだす)」とは、隠していたことや悪事を働いたことなどが、何かのきっかけで、ばれてしまうことを言います。
「尻尾を出す」の概要
「尻尾を出す」の概要
「尻尾を出す」の語源は、化けて人を騙すのが上手いと言われている狐(きつね)や狸(たぬき)が尻尾を出して、正体がバレてしまうと言う語から来ていると言われています。
「尻尾を出す」と似た意味を持つ言葉としては、「ぼろが出る」、「本性を現す」、「化けの皮が剥がれる」、または「本性をあらわにする」などが挙げられます。
「尻尾を出す」の言葉の使い方や使われ方
「尻尾を出す」の言葉の使い方や使われ方
・『問い詰められた彼はとうとう尻尾を出した』
・『彼も追い詰められれば、尻尾を出すだろう』
・『その場所に行ったら、すでに彼らは尻尾を出して逃げ出した後だった』
・『奴が尻尾を出すまで諦めないつもりだ』
まとめ
まとめ
「狐と狸の化かし合い」と言う昔話があります。
この話のように、昔話や民話などでは、狐や狸が化けたり、時には人間を騙すような話があります。
実際に狐や狸に化かされた人がいるのか定かではありませんが、似たような経験から「尻尾を出す」などの表現が生まれたのかもしれません。