「獅子の分け前」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「獅子の分け前」の意味を分かりやすく説明していきます。

「獅子の分け前」とは?意味

「獅子の分け前」とは?意味

「獅子の分け前」「ししのわけまえ」と読み、「強い者が弱い者を働かせ得た利益を独占することのたとえ」という意味を持っています。

「獅子の分け前」の概要

「獅子の分け前」の概要

「獅子の分け前」の語源はイソップ寓話にあります。

「獅子の分け前」のあらすじは、獅子とロバ、キツネの3匹で狩りに出かける事になりました。

たくさんの獲物が取れたので3人で分ける事になったのですが、獲物を3等分に分けてしまったロバは、その様子を見て激高した獅子に食べられてしまいました。

次に分ける事になったキツネは、ほとんどの獲物を獅子に差し出し、自分は僅かな分しか取りませんでした。

獅子はきつねになぜこの分け方をしたのかと聞くと、「ロバの運命が、この分け方を教えてくれました」と答えて物語は幕を閉じます。

この話が「強い者が弱い者を働かせ、得た利益を独占することのたとえ」という意味に転じたとされています。

まとめ

まとめ

「獅子の分け前」は、イソップ寓話が由来になっていることわざです。

紀元前から伝えられている物語の中で、このような話が書かれているという事は、いかに古い時代から同じような教訓として伝えられている事がわかります。

強者であっても、利益を独占するような人間にはならないようにしたいものです。

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