「生き馬の目を抜く」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「生き馬の目を抜く」の意味を分かりやすく説明していきます。

「生き馬の目を抜く」とは?意味

「生き馬の目を抜く」は「いきうまのめをぬく」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「素早く行動して利益を得ること」で、他人を出し抜いて自分が有利になる様にすることです。

2つ目は「策略的で油断できない様子」という意味で、抜け目なく行動していつの間にか人より先んじる性格の人のことです。

上記に共通するのは「素早い」という意味です。

「生き馬の目を抜く」の概要

「生き馬の目を抜く」は、「生きている馬の目を抜き取るほど素早い様子」に由来する言葉です。

馬は動きが素早い動物として知られていて、生きている馬の目をいつの間にか抜き取るほどあっという間に行動することから「素早く行動する」という意味で使われる様になり、転じて「出し抜いて利益を得る」「抜け目がない」という意味になりました。

「生き馬の目を抜く」の言葉の使い方や使われ方

「生き馬の目を抜く」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼は生き馬の目を抜く様に出世した』
・『あの企業は生き馬の目を抜く様に成長していく』
・『彼女は営業として生き馬の目を抜く活躍を見せている』

まとめ

今回は「生き馬の目を抜く」について紹介しました。

「生き馬の目を抜く」は「素早く行動して利益を得る」「油断できない」という意味の慣用句、と覚えておきましょう。