「罪を着る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「罪を着る」とはどんな行為を指す言葉なのでしょうか。

今回は、「罪を着る」の意味について解説します。

「罪を着る」とは?意味

「罪を着る」とは、「他人が犯した罪を自分の犯した罪であると偽って責任を引き受けること」を意味する言葉です。

「罪を着る」の概要

他人の犯した罪や失敗を偽り自分がやったことにして受け入れるさまを表す言葉で、自らの意思で進んで罪を引き受けるときに用いられます。

一般的には本当に罪を犯した人をかばう行為を指し、本来罪を償わなければいけない人の身代わりとなって責任や処罰を引き受ける様子を表します。

罪を犯したという事実は変えようがないので「罪を着る」ことで引き受けているのは刑罰などの社会的な責任やうらみなど人の感情に限られます。

「罪を着る」の言葉の使い方や使われ方

『息子をかばうために親が嘘の自白で罪を切る』
『身代わりになって罪を着るのは構わないが残された家族の面倒は見て欲しい』

「罪を着る」の類語や言いかえ

・泥をかぶる
「他人の身代わりとして損失を受け入れること」を意味します。

罪の身代わりになるだけでなく評判を下げたり金銭的に損をしたりといった人の代わりに不利益を受けること全般を指す言葉です。

まとめ

「罪を着る」は進んで他人の罪を自分の罪であると偽って受け入れる行為を指します。

そのような行動を決意する裏には必ず何らかの事情が隠れています。

現実でそのような場面に直面したら裏に隠された事情を確認してください。