「罪を着せる」とは何を意味する言葉なのでしょうか。
今回は、「罪を着せる」の意味について解説します。
「罪を着せる」とは?意味
「罪を着せる」とは?意味
「罪を着せる」とは、「自分が犯した罪を他人がやったものであるとして不当に押しつけること」を意味する言葉です。
「罪を着せる」の概要
「罪を着せる」の概要
自分の罪に対して真摯に向き合わず他人がやったものであるかのように装い責任を押しつけ自分は罪を犯していないかのように振る舞うこと」を指す言葉で、他人に本来は負う必要のない罪の責任を不当に押し付ける悪意ある行動を表しています。
嘘の証言をしたり証拠を捏造したりなど様々ですが、真実を打ち明けないことで他人が罪に問われる状況を作り出すことを指して「罪を着せる」と表現します。
真犯人など本来責任を負うべき人物は責任を免れ何の罪もない人が責任を問われてしまう社会的不正義を示す言葉です。
「罪を着せる」の言葉の使い方や使われ方
「罪を着せる」の言葉の使い方や使われ方
『横領したのは部長なのに偽装工作で部下に罪を着せる』
『罪を着せるため証拠を捏造する』
まとめ
まとめ
「罪を着せる」という行為は本来罪負うべき人物が罪を逃れるだけでなく無関係の人物に責任が及ぶという二つの不正義を含んでいます。
法律や条例に違反する犯罪からちょっとした揉め事まで罪の程度によらず用いられる表現なので正しい意味を覚えて使いこなしましょう。