「虎を画きて狗に類す」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「虎を画きて狗に類す」はどのような意味の言葉なのでしょうか。

今回は、「虎を画きて狗に類す」の意味について解説します。

「虎を画きて狗に類す」とは?意味

「虎を画きて狗に類す」とは、「大きな目標を持ちすぎるとかえってうまくいかないこと」を意味する言葉です。

「虎を画きて狗に類す」の概要

立派な虎の絵を描こうとしていたのに上手く描けず出来上がったのはちっとも虎に似ていない犬のような出来ばえだった、という話に由来する言葉です。

虎を描こうとしたつもりが犬になってしまうことがあるように優れたものを目標にしたからといって自分も優秀になれる保証はない、むしろ無理が出てしまいかえって出来が悪くなってしまうことも多い、という戒めの意味で使われています。

一般的には憧れや目標を大きくしすぎるとうまくいかない、という実力に見合った目標を持つことの大切さを説く言葉として知られています。

「虎を画きて狗に類す」の言葉の使い方や使われ方

『虎を画きて狗に類すというように看板倒れで終わってしまった』

まとめ

「虎を画きて狗に類す」のような状況は現実にもよく見られます。

目標は持つだけではなくそこに向かって歩みを進め実現できて初めて価値のあるものです。

立派な目標にこだわらず自分にとってふさわしいか、実現可能かどうかをよく考えて目標を立てましょう。