この記事では、「馬の耳に念仏」の意味を分かりやすく説明していきます。
「馬の耳に念仏」とは?意味
「馬の耳に念仏」とは?意味
「馬の耳に念仏」は「うまのみみにねんぶつ」と読みます。
意味は「もののありがたみが分からないことのたとえ」です。
それが自分の為になるものである、非常に価値があると言うことが理解できず、全く効果がないことを言います。
何を言っても無駄な人や、人の中古に耳を貸さない愚かな人に使われます。
「馬の耳に念仏」の概要
「馬の耳に念仏」の概要
「馬の耳に念仏」は、「馬の耳の側で念仏を唱えても意味が分からないので無駄なこと」に由来しています。
語源は「馬耳東風」という故事成語で、「馬の耳には東風の様に聞き流されてしまうこと」、つまり「何を言っても無駄なこと」という意味です。
歌舞伎のセリフで「馬の耳に風」と使われ、次第に変化して「馬の耳に念仏」になりました。
同じ意味のことわざに「猫に小判」「豚に真珠」「犬に論語」があります。
「馬の耳に念仏」の言葉の使い方や使われ方
「馬の耳に念仏」の言葉の使い方や使われ方
「馬の耳に念仏」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『彼に遅刻を注意しても馬の耳に念仏だ』
・『酒を飲むなと言われても馬の耳に念仏だ』
・『親の説教は馬の耳に念仏だ』
まとめ
まとめ
今回は「馬の耳に念仏」について紹介しました。
「馬の耳に念仏」は「ありがたみが分からないこと」という意味のことわざ、と覚えておきましょう。