「名を借りる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「名を借りる」とは何を意味している慣用句なのでしょうか。

今回は、「名を借りる」の意味について解説します。

「名を借りる」とは?意味

「名を借りる」とは、「他人の名前を使用すること」を意味する慣用句です。

「名を借りる」の概要

何かをする時に自分の名前を名乗らず他人の名前を名乗ってするさまを表す言葉で、自分の素性を隠したいときや自分のやることを他人の手柄にしたいときなどに行われる行為です。

正式に記録されている名義を借りて何かをするさまだけでなく、他人の名前が持つ威光や影響力などを使うことも含みます。

本人から了承を得ている場合も無断で利用する場合もどちらにも使われる表現ですが、行為の責任は承諾の有無によって異なります。

他人の名前を使うという意味以外に「口実にする」という意味でも使われる言葉です。

「名を借りる」の言葉の使い方や使われ方

『身元を隠して行動するためにモロボシダンの名を借りる』
『貧困者救済の名を借りる搾取ビジネス』

まとめ

「名を借りる」には他人の氏名を名乗るというだけではなく名前が持つネームバリューを利用するという意味があります。

色々な意味で使われる言葉なのでそれぞれの意味を正しく覚えておきましょう。