「歯止めが利く」はどんな様子を表す慣用句なのでしょうか。
今回は、「歯止めが利く」の意味について解説します。
「歯止めが利く」とは?意味
「歯止めが利く」とは?意味
「歯止めが利く」とは、「制御が効いていて重要なところで踏みとどまれる状態にあること」を意味する言葉です。
「歯止めが利く」の概要
「歯止めが利く」の概要
一般的には「歯止めが利かない」という否定形で使われることが多く「制御不能」「止まらない」という動き出したら手がつけられない様子を表します。
「歯止めが利く」はそのような手がつけられない様子ではないこと、つまり「制御できているコントロール可能な状態」を表します。
「歯止め」とは車輪が動かないように噛ませておくブレーキのことで、本来は車輪で走行する乗り物をいつでも停止できる状態を表す言葉ですが、勢いのある乗り物を操作するだけで自由自在に停止するさまになぞらえて「制御できていていつでも抑えられること」という意味で使われている慣用句です。
「歯止めが利く」の言葉の使い方や使われ方
「歯止めが利く」の言葉の使い方や使われ方
『歯止めが利くので心配する必要はない』
まとめ
まとめ
「歯止めが利く」よりも「歯止めが利かない」のほうが広く使われていますがこちらも立派な慣用句です。
意味を取り違えやすいので混同しないよう正しい意味を知っておきましょう。