「湯腹も一時」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「湯腹も一時」とはどんな意味のことわざなのでしょうか。

今回は、「湯腹も一時」の意味について解説します。

「湯腹も一時」とは?意味

「湯腹も一時」とは、「わずかなものであっても一時の助けになること」という意味のことわざです。

「湯腹も一時」の概要

暖かいお湯は味もそっけもなく栄養もありませんが一応は腹に溜まり空腹を少しだけしのげることになぞらえたことわざで、一般的には本質的な解決にはならなくても一時しのぎにはなる様子に対して用いられます。

基本的にはポジティブな意味で使われる言葉であり、とりあえず一時しのぎになって助かるという肯定的な意味合いで使われます。

「湯腹も一時」の言葉の使い方や使われ方

『交換部品が用意できず湯腹も一時でとりあえず仮止めしておく』
『せんべいしかなかったが湯腹も一時とばかりに口に詰め込んで空腹をしのいだ』

「湯腹も一時」の類語や言いかえ

・茶腹も一時 「お茶でも空腹の足しになるように一時の助けになること」を意味します。

「湯腹も一時」と同じ意味で使われることわざです。

まとめ

「湯腹も一時」は一時的とはいえとりあえず助けになっている様子に対して用いられる表現です。

一時しのぎにしかならないことを嘆いているときには使わない表現なので注意してください。