「暇にかまける」はどんな様子に対して使う言葉なのでしょうか。
今回は、「暇にかまける」の意味について解説します。
「暇にかまける」とは?意味
「暇にかまける」とは?意味
「暇にかまける」とは、「暇であることに気を取られて他の物事がおろそかになること」を意味する言葉です。
「暇にかまける」の概要
「暇にかまける」の概要
「暇にかまける」の「かまける」は「特定の物事に関心を奪われて他の物事に注意が向かなくなること」を意味します。
一般的には「野球にかまける」「仕事にかまける」など興味や関心を引かれる物事に熱中するあまり他の物事がおろそかになるさまを表すときに使う言葉です。
本来の言葉の意味から考えると「暇」のように具体的な内容が伴わない行為を「かまける」の対象にするのは適切ではなく誤用ではないか、という声も聞かれますがそのような指摘は正しくありません。
暇は何もない時間であると同時に何でもできる自由で開放的な時間でもあります。
多くの人が魅力的な時間であると考える「暇」に心を惹かれて夢中になるさまにおかしなところはありません。
「暇にかまける」が「暇に飽かせる」や「暇に任せると混同した誤用であるという主張は明らかな間違いです。
「暇にかまける」の言葉の使い方や使われ方
「暇にかまける」の言葉の使い方や使われ方
『暇にかまけて仕事を放り出す』
まとめ
まとめ
「暇にかまける」には他に大切なことがあるのに暇な時間があるはずがない、という批判もありますが本人の主観として時間的余裕を感じていれば大切なことを抱えていても暇な時間は成立します。
意味を取り違えられやすい表現なので注意して使いましょう。