「暇に飽かす」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「暇に飽かす」は何を意味する慣用句なのでしょうか。

今回は、「暇に飽かす」の意味について解説します。

「暇に飽かす」とは?意味

「暇に飽かす」とは、「何もすることがない自由な時間を惜しみなくたっぷり使う」という意味で使われる慣用句です。

「暇に飽かす」の概要

「暇に飽かす」の「飽かす」は飽きるほど多く使うこと、つまり「惜しまずふんだんに使うこと」を意味します。

「暇に飽かす」は「暇な時間をためらいなくたっぷり使うこと」であり、時間的な余裕をたくさん確保できる状況を利用して何かをすることを示す表現です。

一般的には時間を気にすることなく何かに取り組む様子に対して用いられる表現で、暇であるのをいいことに時間的余裕がないとできない物事に対してこれ幸いとばかりに打ち込む様子を表します。

「暇な時間に流されるままに」という意味で使う人がいますが、これは「隙に任す」と意味を取り違えた誤用です。

「暇に飽かす」の言葉の使い方や使われ方

『暇に飽かして趣味のバイクいじりに没頭する』
『暇に飽かして作った盆栽がコンクールで賞を取った』

まとめ

「暇に飽かす」は時間的余裕を惜しみなく使う様を表します。

「時間に流される」という使い方は誤用なので注意してください。