「矛を収める」はどんな様子を表すときに使う慣用句なのでしょうか。
今回は、「矛を収める」の意味について解説します。
「矛を収める」とは?意味
「矛を収める」とは?意味
「矛を収める」とは、「攻撃を停止し争いを終わらせること」を意味する慣用句です。
「矛を収める」の概要
「矛を収める」の概要
武器として使っていた矛を収めてそれ以上攻撃しない様子に由来する言葉で、これまで加えていた攻撃を中止し戦闘行為を終わらせるさまを表します。
戦闘や言い争いなど具体的な行動だけではなく対立や敵対など関係性として壁が存在していた状態を解消するという意味でも使われる言葉です。
加えていた攻撃の手を止めることを表す言葉なので防戦一方だった場合は基本的に使いません。
「矛を収める」の言葉の使い方や使われ方
「矛を収める」の言葉の使い方や使われ方
『代表者同士の話し合いで矛を収める』
『これ以上争ってもお互いに利益がないので矛を収める道を模索する』
「矛を収める」の類語や言いかえ
「矛を収める」の類語や言いかえ
・刀を引く
「攻撃をやめること」を意味します。
「矛を収める」には攻撃中止に加え戦闘終了の意味まで含まれますが、こちらは攻撃を中止することのみを指すことが多く最終的な争いの終結に至る手前の段階です。
まとめ
まとめ
「矛を収める」はライバル関係を終わらせるなどビジネス用語として広く使われています。
難しい意味ではないのでこの機会に覚えておきましょう。