『無理ゲー』とは意味や使い方、例文も解説

「無理ゲー」の解説

「無理ゲー」の解説

「無理ゲー」というネットスラングは、「あまりに過酷な設定・バグや難易度の高さによって、クリアすることが不可能なゲームあるいはクリアが至難なゲーム」のことを意味しています。

「無理ゲー」というのは「難易度が高すぎたり設定がおかしかったりすることで、クリアすることが不可能に近いゲーム」のことですが、その意味が転じて「実際には実現することが不可能に近い物事・目標」「達成することが極めて難しい課題・事柄」といった意味合いも持っています。

「無理ゲー」の使われ方

「無理ゲー」の使われ方

「無理ゲー」の使われ方は、「難易度の設定が異常に高かったりバグがあったりして、クリアすることが極めて難しいか不可能なゲーム」を意味して使うという使われ方になります。

また「無理ゲー」というネットスラングは「クリアすることが不可能あるいは至難のコンピューターゲーム」だけではなく、「実現することがほとんど不可能な事柄・達成することが極めて困難な目標」といった意味合いでも使われることがあります。

例えば、「このシューティングゲームは後半になると難易度が高すぎて無理ゲーになります」「今月の売上を先月の二倍にしろといきなり言われても、そんな仕事は無理ゲーです」といった文章で使用することができます。

「無理ゲー」の例文

「無理ゲー」の例文

「無理ゲー」を使用した例文を紹介します。

「『たけしの挑戦状』や『スリランカ』といったかなり昔のファミコンソフトは無理ゲーの典型的な例とされています」
「無理ゲーを買わされるとどうしてもクリアしたくなりますが、結局はクリアできずに時間の無駄になってしまいます」
「まだまだ修正しなければならないプログラムのバグが多いので、今月末までの納期というのは無理ゲーです」
「上場企業を目指すという社長の無理ゲーに付き合わされていますが、弊社の売上の増加率では無理だと思います」
「高校までの数学や物理の基礎が分かっていないので、短期間で国立大に合格できる学力をつけるのは無理ゲーです」

「無理ゲー」の類語・関連語

「無理ゲー」の類語・関連語

「無理ゲー」の類語・関連語として、「クリアできないゲーム・クリア困難なゲーム・実現不可能・達成困難・非常に高いハードル」などがあります。

「無理ゲー」というネットスラングは、「難易度が高すぎたり設定が過酷すぎたりして、クリアできないゲームやクリア困難なゲーム」のことを意味しています。

その意味が転じて、「無理ゲー」の表現には「実現不可能に近い物事・非常にハードルが高くてまず無理な目標」「実際には達成することが難しい課題・物事」といった意味合いも生まれました。

それらの意味合いから、「無理ゲー」と類似した意味を持っている類語・関連語として、「クリアできないゲーム・クリア困難なゲーム・実現不可能・達成困難・非常に高いハードル」を挙げられます。

「無理ゲー」としてタグ付けされる「ゲーム動画」の事例

「無理ゲー」としてタグ付けされる「ゲーム動画」の事例

動画投稿サイトやインスタグラムなどで「無理ゲー」としてタグ付けされる事例を紹介していきます。

クリア不可能なクソゲーとして知られる『コンボイの謎』や『デスレーベル』などに対して、「無理ゲー」のタグがよく使われます。

人間の聴覚や指の動作の限界を超えるような、「超絶難易度の音ゲー」「無理ゲー」のタグ付けがされます。

「ストリートファイター」の格闘ゲームで絶望的に相性の悪い組み合わせ(まず絶対に勝てない相手との組み合わせ)も「無理ゲー」に分類されますが、「ガイルvsザンギエフ・トキvsマミヤ」などが「無理ゲー」の組み合わせに該当します。

またRPGやアクションゲーム、シミュレーションゲームなどにおける、「キャラ縛り(弱いキャラのみを使用)」「ジョブ縛り」「弱小勢力の選択」「高速化(倍速プレイ)」などの過酷な縛り条件の動画にも、「無理ゲー」のタグがつけられやすくなっています。

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