「ウチ族」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ウチ族」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ウチ族」とは?意味

「ウチ族」とは?意味

「ウチ族」とは家の中での生活を充実させ、あえて外出しなくても生活を楽しめるという人達です。

外出できないから自宅での生活を充実させるという、事情があって仕方なくというものではなく、外出するよりも家で好きなように過ごす方が楽しく気楽に時間が過ごせて好きという、自分から好んで自宅内での生活を楽しむ人を指します。

家事などに追われて家の中に拘束される時間が多いのではなく、趣味や娯楽などを家の中で楽しむことが中心となっている人が「ウチ族」です。

また家の中での生活を充実させているという意味ではなく、単純にずっと家の中で過ごしていたという意味でも使われます。

「ウチ族」の概要

「ウチ族」の概要

昔であれば娯楽は家の外に求めるものでしたが、家の中でも充実した時を過ごすのに十分な娯楽に触れられるようになり、わざわざ外出する必要がないという人が増えたことから、家(ウチ)で過ごしたいという人が増え、「ウチ族」という言葉が生まれました。

ネットコンテンツの充実や、家の中でも楽しめる趣味の多様性が増したことも、「ウチ族」増加の追い風です。

またコロナウィルスの影響により外出を控えざるを得なくなった人も多いですが、そうして自宅で過ごしてみたら、思ったよりも気楽で楽しく、充実した時間を過ごせて、「ウチ族」になる人も出てきています。

「ウチ族」の言葉の使い方や使われ方

「ウチ族」の言葉の使い方や使われ方

「ウチ族」はどのように時間を過ごすことが好きかや、どのように時間を過ごしていたかを端的に表現するために使われます。

・動画配信サービスにはまってすっかり「ウチ族」になってしまった。

・連休中は「ウチ族」だった。

前者の例文は、自宅内で過ごすことを楽しむようになったということを表現する使われ方の例になり、後者はずっと自宅内で過ごしていたという表現で「ウチ族」を使う場合の例文になります。

「ウチ族」の類語や言いかえ

「ウチ族」の類語や言いかえ

「ウチ族」は新しい言葉であり、以前は「ウチ族」にあたる人達は、外で遊ぶことを楽しむ人達を指すアウトドア派の対義語として、「インドア派」と呼ばれていました。

また家の中で過ごす時間が長い人は「巣ごもり族」と呼ばれていましたが、こっちは事情があって外出したくてもできない人も指すので、「ウチ族」と比べるとポジティブさの印象が薄れます。

他にはリアルが充実している人を指すリア充の類語として使える「ウチ充」は、意味的にほぼ「ウチ族」と同じです。

家や部屋から全く出てこようとしない「引きこもり」は、ネガティブなイメージや印象を強く込めた「ウチ族」の類語と言えるでしょう。

まとめ

まとめ

様々な生活スタイルを送れるようになった現代社会では、あえて外に出なくても、家の中だけで充分満足できる時間を楽しめます。

そうして自宅内だけで娯楽面を完結させられ、充実した時を過ごしている人達が「ウチ族」です。

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