「クヤクション」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「クヤクション」の意味を分かりやすく説明していきます。

「クヤクション」とは?意味

「クヤクション」とは?意味

建物の下層階に区役所が入っているタワーマンションのことを指すスラングで、2022年時点では2015年に販売、区役所として使用開始された東京都豊島区に存在するブリリアタワー池袋のみを指しています。

市役所が併設されているタワーマンションであればシヤクションとなり得ると考えられますが、2022年時点では現存していません。

性質上クヤクションはひとつの区にひとつしか建たないこともあり、今後ますます増えていくということは考えにくく、当面はブリリアタワー池袋のことのみを指す言葉として使われていくものと考えられます。

「クヤクション」の概要

「クヤクション」の概要

ブリリアタワー池袋であり豊島区新庁舎は建物用途が庁舎・店舗・事務所・共同住宅(432戸)・駐車場となっており、庁舎の存在がユニークと言え、これがクヤクションと呼ばれるゆえんでもあります。

建物としては49階まであり、タワーマンションと呼ぶのにふさわしい高さとなっています。

クヤクションという言葉にはタワーマンションのことまでは含まれた言葉ではないとも言え、10階建て程度であればタワーマンションではないクヤクションというケースも発生しないとも限りません。

公共施設と直結したマンションの例としては都内や伊豆箱根鉄道大雄山線の駅と建物が直結したものが見られます。

伊豆箱根鉄道大雄山線のものはマンションとしては比較的小規模な点がユニークです。

「クヤクション」の言葉の使い方や使われ方

「クヤクション」の言葉の使い方や使われ方

「クヤクションだから役所関係の手続きがとても楽」「クヤクションといえども区役所自体は24時間営業しているわけではない」「クヤクションは今後増えるのだろうか」などの使い方が挙げられますが、ネットにおいては「クヤクションが売れた」のような販売状況と、ブリリアタワー池袋を紹介する文章で見るケースが多いと言えるでしょう。

「クヤクション」の類語や言いかえ

「クヤクション」の類語や言いかえ

2022年現在では「ブリリアタワー池袋」=クヤクションということが可能ですが、今後増えるということも考えられなくはありません。

ただし10年に1軒程度が限界とも考えられ、日本の区すべての区役所がクヤクションになるということは考えられません。

類語としては区役所が直結しているマンションということができますが、区役所が近いマンションでは意味合いが異なります。

駅が直結したマンションは類語と言えますが、コンビニが直結したマンションまで行くと類語から離れる感が売ります。

まとめ

まとめ

クヤクションはブリリアタワー池袋のみの存在で、シヤクションなどが今後も増えるのかは微妙ですが、大都市圏のみのものであること、ブリリアタワー池袋の居住スペースが10階以降からとなっていることなどもあり、すべての区役所がクヤクションになることはなく、当分珍しい存在であり続けると考えられます。

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