「マスタードサンクス」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「マスタードサンクス」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「マスタードサンクス」とは?意味

飲食店で注文した料理を食べ終えた後、作ってくれた人に感謝の気持ちを込めてマスタードを使ってお礼することを「マスタードサンクス」と言います。

お礼の言葉は「美味しかったです」、「またきます」と自分が思ったことを素直に書くことで料理長に分かりやすく気持ちを伝えるわけです。

口頭でお礼を伝えるのはなかなか恥ずかしくてできないという人でも、お皿の上に書いておけばさりげなく気持ちが伝えられるとして、このような方法で感謝の気持ちを伝える若者が増えています。

言葉の語源は「からし」を英語で「マスタード」と表し、「ありがとう」を「サンクス」として「マスタードサンクス」と言うようになりました。

「マスタードサンクス」の概要

美味しい料理を食べた後は、できればお礼を伝えたいと思ったとき机の上に置いてあるマスタードやトマトケチャップをさりげなく使って、白い紙のように見える皿の上に「美味しいです。

ありがとう」と心を込めてお礼を書いておけば店を出ても店員が片付けるときに気持ちが届きます。

この言葉の語源となるのは掲示板の2ちゃんねるで、新たに「マスタードサンクス」に関連する書き込みがされたことでユーザーたちを驚かせました。

調味料を使って食べ終えたお皿に「ありがとう」と書かれた画像が投稿されたことに興味を持った人たちの間で流行りだした言葉なのです。

「マスタードサンクス」の使い方や使われ方

店に行ったとき美味しい料理を楽しんだ後、帰ろうとしたときそのまま店を出てしまうのではなく、一言お礼することが礼儀と感じた人はお皿の上にからしが入っているチューブ容器で器用に「美味しい料理ありがとう」と書く行為を「マスタードサンクス」と言います。

他にも紙ナプキンに「この店はお気に入り」とか、「カレーが最高」と自分がいかに気に入ったかを表したり、笑ったような目と口描いた顔を残していくその画像をSNSに「マスタードサンクスした」と報告して、それを見た人が「素敵」と褒めて交流することもあります。

「マスタードサンクス」を使った例文(使用例)

・『マスタードサンクスするのは本当に美味しいと思う店に限る』
いくら無料だと言っても、店の調味料を使ってお礼するのですから、本当に自分が美味しいと思うときに限定して感謝の気持ちを伝えたいと思うときだけ使いましょう。

・『店員の対応が素晴らしいと感じたときは、マスタードサンクスで感謝の気持ちを伝えよう』
本当に心から素晴らしい接客してくれた店員には、心をこめてお礼することが客としての配慮でもあります。

・『マスタードサンクスは気持ちを込めたハートや花を描くのも良い方法だ』
言葉だけではなく、絵でお礼するのも心が感じられる方法になるのです。

まとめ

調味料を使って簡単なお礼の言葉を伝えるのが「マスタードサンクス」であり、若者が飾らずに自分の感謝の気持ちを伝えるときに最適な方法です。

本当に美味しかった、接客の対応が良かったと感じたときはさりげなく言葉や絵で気持ちを伝えてみるのもいいでしょう。