「犬ハラ」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「犬ハラ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「犬ハラ」とは?意味

飼い犬による飼い主のモラルの低さからくるハラスメント行為で、フンの後始末をしていないこと、鳴き声がうるさいことなど、ペット入場ができない店に入ろうとしてしまうことなどが例としてあげられ、飼い犬そのものを困らせるような行為とは分けられていますが、飼い犬が困るほど溺愛して撫でてしまう行為などを自嘲的に犬ハラというケースもあります。

また、犬が出社の邪魔をするというようなことを犬ハラというケースも見られ、これらに関しては大きく非難すべきことではないので意味合いが異なっており、言葉としてマナーを守らない犬の飼い主と言えるものが非難されるタイプの犬ハラと言えます。

「犬ハラ」の概要

犬ハラ自体明確な定義のない言葉で、飼い犬と飼い主のモラル問題から始まりますが、飼い犬の自慢を事あるごとにされるものを犬ハラと感じる人もいるでしょう。

飼い犬に危害を加えるということは虐待という言葉がすでにあるため、飼い犬への犬ハラというケースでは行き過ぎた愛情といったケースになります。

また、飼っている犬にかまれてしまうことに関しては犬ハラとは言われず、環境に慣れていない、ストレスから来る行動などとされています。

今後犬ハラという言葉の概念はある程度まとまっていくのか、広がっていくのかは2022年時点ではわからないものと言えますが、例えばテレビCMなどで犬ハラをしないようにと啓発するものが出来たとした場合にはある程度言葉の意味がまとまっていくと考えられ、溺愛ゆえの行為のような意味で犬ハラという言葉は使いにくくなっていくでしょう。

「犬ハラ」の言葉の使い方や使われ方

「犬が嫌いな子供に可愛いでしょうと言って近寄らせていくのは犬ハラととられても仕方ない」「犬の話しかしていないのでだんだん犬ハラかと思うようになってきた」「マナーがしっかりしている飼い主さんなので犬ハラとは無縁だ」これらは飼い犬を介して人を不快にさせていないかという問題に関わる言葉です。

「犬ハラによってなかなか出社させてもらえません」という場合、飼い犬が邪魔をしてという意味の言葉でニュアンスがかなり異なります。

「犬ハラ」の類語や言いかえ

飼い主のモラル低下、マナーの低い飼い主などが言い換えとして使う、飼い主の問題としてとらえるケースは確かに犬ハラという言葉のほうが短くなります。

飼い犬がしなければいけない行動を邪魔するという言い換えも犬ハラのほうが短くなっています。

まとめ

犬ハラは飼い主のマナーの低さによる問題行動を指すケースと、飼い犬が飼い主を邪魔する、飼い主が飼い犬の気持ちを考えずに撫で回すなど様々な意味合いがある言葉で、しばらくは一つの意味にはまとまらないものと考えられます。

ここであげたケースでは犬ハラにおいて非難される行為はマナーの低さによる問題行動、自慢などと言えます。