この記事では、「杣売り」の意味を分かりやすく説明していきます。
「杣売り」とは?意味
「杣売り」とは?意味
「杣売り」は「そまうり」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「山林に植樹されて、成長した樹木を伐採して、売りさばく職業の人」という元の意味で、昔の日本で国有林の材木を売る商売をしていた人のことです。
2つ目は「芥川龍之介の名作『羅生門』の登場人物のこと」という意味で、作品中で、事件の現場を目撃したという設定の重要人物のことです。
「杣売り」の概要
「杣売り」の概要
「杣売り」の「杣」とは、昔の日本で、律令国家や、貴族・寺院などの権力者が、所有する山林に植樹して伐採地としていた地域のことです。
大規模な建築物の建設資材が必要となった時に、そこから材木を調達していました。
「杣売り」は、「杣」から切り出した木材を売る商人のことです。
上記で紹介した通り、芥川龍之介の名作「羅生門」の登場人物の設定として有名になりました。
「杣売り」の言葉の使い方や使われ方
「杣売り」の言葉の使い方や使われ方
「杣売り」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『杣売りは現代では林業従事者の名称となっている』
・『杣売りで検索しても「羅生門」しかヒットしない』
・『「羅生門」で杣売りは最も重要な役割をしている』
まとめ
まとめ
今回は「杣売り」について紹介しました。
「杣売り」は「山林に植樹されて、成長した樹木を伐採して、売りさばく職業の人」「名作『羅生門』の登場人物」と覚えておきましょう。