「団塊」という言葉にはどんな読み方が当てはまるのでしょうか。
今回は、「団塊」の正しい読み方と意味について解説します。
「団塊」の正しい読み方は「だんかい」と「だんこん」どちら
「団塊」の正しい読み方は「だんかい」と「だんこん」どちら
「団塊」という言葉の読み方として思い浮かぶのが「だんかい」と「だんこん」の2つです。
「だんかい」と「だんこん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「団塊」の正しい読み方は「だんかい」です。
「団塊」は「団地」【だんち】「軍団」【ぐんだん】など「だん」と読みます。
「塊」は「金塊」【きんかい】「鉄塊」【てっかい】など「かい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「だんかい」が「団塊」の正しい読み方です。
「塊」には「かいのほかに「かたまり」とも読みますが「こん」とは読みません。
「だんこん」は「団塊」の「塊」を「魂」【こん】と見間違えたことに起因する誤読です。
「団塊」の意味
「団塊」の意味
「団塊」とは、「たくさん集まってできるかたまり」を意味する言葉で、一般的には「第1次ベビーブームの頃に生まれた世代」を指す言葉です。
当時経済企画庁の官僚でのちに経済評論家として閣僚にもなった堺屋太一が記した小説「団塊の世代」が言葉の由来です。
戦後復興から高度経済成長を支える主要な世代であり現在の日本の発展を支えた存在で、日本の戦後はこの世代を中心に動いたと言っても過言ではありません。
「団塊」の言葉の使い方や使われ方
「団塊」の言葉の使い方や使われ方
・『団塊世代の高齢化が進んでいる』
・『団塊世代の介護問題が深刻化している』
・『団塊世代はとてもエネルギッシュだ』
まとめ
まとめ
「団塊」は「だんかい」が正しく「だんこん」は誤りです。
ニュースをはじめ色々な場面で使われる言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。