この記事では「大事に至らずに済みました」について解説をします。
「大事に至らずに済みました」とは?意味
「大事に至らずに済みました」とは?意味
大きなことにならずに済んだ、という意味です。
「大事」は「だいじ」とも「おおごと」とも読みます。
「だいじ」と読んだ場合は、非常に心配な状態、重大である結果という意味になります。
「おおごと」と読んだ場合には、大きな出来事、大きな影響を与える出来事という意味です。
この場合は「だいじ」と読みます。
「至らず」は「いたる」を「ず」で打ち消しています。
「いたる」には、ある段階や状態になるという意味があります。
「済み」は「済む」のことで、物事が完全に終わる、予想していた範囲を超えることなく収まるという意味です。
「下ごしらえが済んだ」「軽い傷で済んだ」のような使い方をします。
「ました」は、敬意を表す「ます」と、過去や完了を表す「た」をつなげています。
「大事に至らずに済みました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
「大事に至らずに済みました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、思っていたよりも大きなことにならなかったときに使用をします。
交通事故にあったとします。
車との接触で、事故直前は立つことができないような状態でした。
もしかしたら骨折をしたのかと思うような状態です。
しかし、検査をしてみると打撲でした。
精密検査をしたところ、脳に損傷はみられませんでした。
思っていたよりも大変な事態にはなっていなかったのです。
予想していた範囲内の程度であるこのことを、「大事に至らずに済みました」と表現します。
ビジネスの場ではミスをしてしまったときに使用されます。
ミスをすると「大変なことになってしまうかもしれない」と不安になることでしょう。
しかし、冷静に対処をする、知識や経験のある人の手助けを受けるなどすれば、大きなことになる事態は防げます。
この言葉は、予想していたよりも大変なことにならなったとき使用をします。
「大事に至らずに済みました」を使った例文
「大事に至らずに済みました」を使った例文
・『おかげさまで大事に至らずに済みました』
「大事に至らずに済みました」の返答や返信例
「大事に至らずに済みました」の返答や返信例
相手が怪我をした場合には、気遣いを示す言葉を伝えます。
不安にさせるようなことは伝えないようにしましょう。
ミスをしてしまった場合には、同じようなことが起こらないように今後の対策を考えていきます。
叱責するだけでは、何が悪かったのかわかりません。
どうすれば防げるかを考えていく必要があります。
まとめ
まとめ
この言葉は、思っていたよりも大きなことにならなかったときに使用をします。
怪我をしたとき、ミスをしたときなどに使うことが多いです。
大きなことにならずに済んだものの、また同じようなことが起こらないように気をつけましょう。