この記事では、「おまおれ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「おまおれ」とは?意味
「おまおれ」とは?意味
「おまおれ」とは誰かの発言に対して同意する、共感しているという意味の言葉です。
ただ同意するのではなく、自分も同じ経験がある、同じことを思っていたという、強く共感しているという意味合いが強調した上で、端的に表現できる言葉になります。
また誰にでも簡単に起こり得る、日常的にありふれたような出来事や考え方への同意や共感というより、多少珍しい体験や考えに対して自分もそうだと共感するために使われる言葉です。
「おまおれ」の概要
「おまおれ」の概要
「おまおれ」は大型掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)で生まれた言葉です。
誰かの書き込みに対して自分も同じ経験をしたことがある、そう思っていたという時に、「お前は俺か」という返事を付ける事が多く、それを短縮した言葉が「おまおれ」になります。
相手を自分かと思ったという表現なため、非常に強い共感を伴っている言葉です。
誰もが経験しているような経験などを見ても、ありふれた出来事という共通点だけでお前は俺かと思うことはないので、自分かと思うような偶然の一致が、「おまおれ」を使うかどうかの条件とも言えます。
珍しい体験であったり、ありふれた出来事だけれども偶然自分も似たようなタイミングで同じことが起きたという場合などです。
「おまおれ」の言葉の使い方や使われ方
「おまおれ」の言葉の使い方や使われ方
「おまおれ」は基本的にネット上で使われるスラングになります。
他人がこう言った体験をした、こういう事に対してこう思っているなどの発言に対して、自分も同じだと端的に表現するために使われる言葉が「おまおれ」です。
ただし略して端的に表現しているせいで、「おまおれ」という言葉を知らない人は字面から意味を読み取ることができないので、通じる相手か考える必要はあります。
また相手をお前、自分を俺と言っているので、フランクに話せる相手以外との会話で使うことも適しません。
「おまおれ」の類語や言いかえ
「おまおれ」の類語や言いかえ
特定の掲示板では、掲示板にレスをしようとしたら、書こうと思っていた内容そのままのレスがすでに書かれていたことを「念レス」、あるいはそれを短縮して「念」と言いますが、これも「おまおれ」と意味や共感が強い点も含めて類語と言えるでしょう。
また相手に強く同意している言葉には「激しく同意」やそれを短縮した「はげどう」「禿同」がありますが、これも言い換えにはならなくても、「おまおれ」の類語と言えます。
まとめ
まとめ
ちょっと珍しい体験は意外と経験している人は多いですが、そのちょっとの珍しさが同じ体験をした人に強い共感を生みます。
そんな共感をツッコミを入れるような形で表現する言葉が「お前はおれか」であり、それを短縮して使いやすくした言葉が「おまおれ」です。
強い共感を簡単に表現できる言葉ではありますが、意味が通じるかどうかの問題や、相手をお前呼びしていることなどから、掲示板以外での使い所は難しい、ネットスラングらしいネットスラングと言えます。