「身代を潰す」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「身代を潰す」【しんだいをつぶす】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「身代を潰す」とは?意味

「身代を潰す」とは?意味

昔、日本では娘を嫁に出すとき、家具や着物、身の回りのもの、嫁ぎ先に渡すお金などに多額のお金をかけて嫁入りの支度させるので、貯金がなくなってしまうことを「身代を潰す」【しんだいをつぶす】と言いました。

娘が多いほどお金がかかるので、親は大変だという現実が転じて、現代では素行の悪い子供がお金を使い果たして実家の財産をなくすという意味で使われています。

「身代を潰す」の言葉の使い方や使われ方

「身代を潰す」の言葉の使い方や使われ方

結婚式を挙げるには何百万円ものお金がかかりますが、お金を出す側の親が高額な費用に頭を抱えてしまうときに使うわけです。

貯金がない親は娘が一人いるだけでも大変だと感じますが、「娘三人持てば身代を潰す」と未来を悲観します。

そのようなときは「身代を潰すから嫁に行くな」と伝える親もいるほどです。

「身代を潰す」の例文

「身代を潰す」の例文

「身代を潰す」の例文を挙げます。

・『身代を潰すのは避けたいと思う親は、金持ちの男性と娘をお見合いさせる』
・『会社がうまくいっていない親は、身代を潰すことになることを恐れている』
・『身代を潰すのは困るので、娘には家族婚で済ませてほしいと伝えた』

まとめ

まとめ

全財産が無くなるほど昔は娘を嫁がせるには大変な苦労した時代があったのです。

このことを踏まえて、大変な状況でお金を失ってしまい そうなときに使ってみるといいでしょう。

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