「サポセン」とは？意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

ネット上で見かける言葉「サポセン」とは何を表しているのでしょうか。

今回は、「サポセン」の意味と類似表現について解説します。

「サポセン」とは?意味

「サポセン」とは、「サポートセンターの略語」で「お客様をサポートする企業の部門」を意味する言葉です。

「サポセン」の概要

購入した商品が正常に動かない、使い方がわからないなどのトラブルが発生したとき消費者が取る行動は企業に問い合わせての救援要請です。

企業としても顧客サービスの一環として情報を提供したり正常な仕様ができるよう手助けしたりするのは大切な業務の一環なので専用の部門を求めて顧客からの問い合わせに対応します。

「企業が問い合わせ窓口として設ける顧客対応専門部門」をお客様のサポートをする部門という意味を込めて「サポートセンター」と呼びます。

「サポセン」とは「サポートセンター」の略称です。

サポートセンターの業務はいろいろありますが重要な業務は「お客様からの問い合わせ受付」と「適切な情報提供」のふたつです。

企業の規模や商品の種類によっても異なりますが販売した商品に対して問い合わせが全くないということは通常有り得ません。

どんなに品質管理を徹底しても故障や不具合はゼロになりませんし、消費者の中には一定割合で想定していないような使い方をしたり著しく理解力が低かったりして問い合わせてくる人が存在します。

そのような人たちがどのくらいの人数なのかを事前に想定し必要な人員を用意し電話やメールなどを通じた受付能力を確保しておくのが「サポセン」の役割です。

近年は人員削減のためにロポットチャットを導入するなどの取り組みも進められています。

寄せられた相談や苦情に対し適切に情報を提供するのも「サポセン」の役割です。

顧客が求める情報を的確かつ分かりやすく伝えることで悩みは解消され商品の正常使用が実現します。

寄せられる様々な問い合わせに対応するために「サポセン」では専用のマニュアルを用意したり想定される質問に対する応答例を用意したりなどの方法で効率的な情報提供を実現します。

「サポセン」の言葉の使い方や使われ方

・『テレビが映らなくなったのでサポセンに電話する』
・『サポセンに問い合わせる前にマニュアルの指示通り再起動させてみた』
・『何度電話をかけても一向にサポセンにつながらない』
・『サポセンの電話料金が高額なのには納得がいかない』

「サポセン」の類語や言いかえ

・お客様相談センター
「お客様からの相談や問い合わせを受け付ける企業部門」を意味する言葉です。

「サポセン」とはまったく意味が同じで企業により名称が異なります。

・カスタマーサービス
「企業の顧客対応部門」を意味する言葉です。

「サポセン」が商品の使い方やトラブルなどの問い合わせに特化しているのに対し、こちらは商品だけでなく形のないサービスを利用する顧客対応全般を行う部門を指します。

まとめ

困ったときに頼りになる「サポセン」ですが、顧客なのだからと横柄な態度で問い合わせするのは考えものです。

尋ねる側も応える側も気持ちよく問題を解決できるよう問い合わせのときは丁寧な態度を心がけましょう。