この記事では、「乳離れ」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「乳離れ」の正しい読み方は「ちばなれ」と「ちちばなれ」どちら
「乳離れ」の正しい読み方は「ちばなれ」と「ちちばなれ」どちら
本来は「乳離れ」と書いて「ちばなれ」と読むところ、慣用読みでは「ちちばなれ」と読みます。
主に、人から見たとき親から自立できていない人を見たとき、その姿が情けなさを感じてがっかりする気持ちを表すとき使われている言葉です。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
元々は医学用語である「乳離れ」「ちばなれ」は、離乳を訳語として使われていた言葉でした。
慣用読みで読むと「ちちばなれ」といいますが、一般的には誤った読み方になります。
多くの人が「乳」を「ちち」とそのまま読んでしまうことで、今では「ちちばなれ」と読んでも間違いはない読み方になっているのです。
「乳離れ」の意味
「乳離れ」の意味
乳児が母親の母乳を飲んで日々成長する時期を経て、その後に離乳食になることを「乳離れ」といいます。
親に頼らずにご飯を食べたり、服を着る、用を足すという人間としての基本的なことを自分だけでできる年齢に達したことを意味するわけです。
このことが転じて、母親と一緒に寝るだの、付き合う人すら親に決めてもらう精神的に大人になりきれていない人を「乳離れしていない」と馬鹿にします。
「乳離れ」の言葉の使い方や使われ方
「乳離れ」の言葉の使い方や使われ方
・『息子は誰よりも乳離れが早く、親としては助かった』
・『20代になってもいまだに乳離れしていない社員がいて驚く』
・『何歳になっても可愛い娘には乳離れしてもらいたくない』
まとめ
まとめ
多くの人が「ちちばなれ」と読んでいることで今ではこちらの方が一般的な読み方になっていますが、本来の読み方で読むべきときは「ちばなれ」を使ってみるといいでしょう。