「世論」という言葉は具体的に何を意味していてどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「世論」の正しい読み方と意味について解説します。
「世論」の正しい読み方は「せいろん」と「せろん」どちら
「世論」の正しい読み方は「せいろん」と「せろん」どちら
「世論」という言葉の読み方としては「せいろん」と「せろん」の2つが当てはまりそうです。
「せいろん」と「せろん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「世論」の正しい読み方は「せいろん」と「せろん」と「よろん」です。
「世」には「世紀」【世紀】「後世」【こうせい】など「せい」という読み方以外に「世界」【せかい】「前世」【ぜんせ】など「せ」という読み方や、「世渡り」【よわたり】「御世」【みよ】など「よ」という読み方があります。
「論」は「論議」【ろんぎ】「持論」【じろん】など「ろん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せいろん」と「せろん」と「よろん」の3つとも「世論」の正しい読み方です。
「世論」の意味
「世論」の意味
「世論」とは、「世間の意見」を意味する言葉です。
社会集団を構成する不特定多数の人々の集まりのことを「世間」といいます。
世間に流れるさまざまな意見のうち多数を占める主流の意見が「世論」です。
世論は意識的に統一されたものではなく自然発生的に生じた結果としての傾向や大勢をなので常に流動的であり、ささいなきっかけでガラリと変わることもあります。
「世論」の言葉の使い方や使われ方
「世論」の言葉の使い方や使われ方
・『世論調査の結果を見る』
・『世論は強硬姿勢を支持している』
・『世論を無視した政権運営』
まとめ
まとめ
「世論」は「せいろん」と「せろん」に加えて「よろん」も正しい読み方です。
読み方は違っても言葉の意味は同じなので正しい意味を覚えておきましょう。