「若干名」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。
「若干名」とは?
「若干名」とは?
「若干名」は、わずかな人数のことを表現した言葉です。
「若干」は、「じゃっかん」と読みます。
これは、「数量的に少ないこと」や「それほど多くないこと」を意味する言葉です。
ここでは「若干名」としていることから、「若干」で形容しているのが「人数」であると分かります。
人間の数を数える単位が「名」であり、その数が少ない様子を「若干名」と表現しているのです。
なお、この言葉は人員の募集人数などを示す場合に使用される事が多いと言えます。
募集の規模にもよりますが、数名程度のことを「若干名」と表現するのです。
「若干名」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
「若干名」のビジネスでの使い方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「若干名」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが中途採用を担当していたとします。
しかし、今月は予算の関係で、わずかな人数しか採用できない見込みなのでした。
このような場合には、「今回の採用は、若干名に絞りたいと思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、わずかな人数のことを、上手に言い換えて表現できるのです。
この言葉を使用する際には、「若干名」の使い方に注意しましょう。
これは、「数名」や「2~3名」などが類似表現と言えます。
どれも同じような意味を持っていますが、それぞれニュアンスが違っているのです。
言葉の印象が違えば、相手が想像する具体的な人数にも違いが生じるはずです。
使用する状況に応じて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「若干名」を使った例文
「若干名」を使った例文
「若干名」を使った例文を挙げます。
例文のように、前後に言葉を付け加える事で、自然で分かりやすい表現を作成できるのです。
・『今年も、若干名の募集があります』
・『先月から、若干名の応募がありました』
・『今月の採用は、若干名に絞りたいと思います』
「若干名」の類語と敬語での言いかえ
「若干名」の類語と敬語での言いかえ
「若干名」の類語と敬語を解説していきます。
「若干名」の類似表現
「若干名」の類似表現
「若干名」の類似表現には、「数名」があります。
「若干名」と「数名」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「若干名」の敬語表現
「若干名」の敬語表現
「若干名」を、単独で敬語にすることはできません。
これを敬語にする場合には、言葉を組み合わせて実現する必要があると言えるのです。
たとえば、「若干名でございます」とすれば、丁寧語を使用した敬語表現にできるのです。
まとめ
まとめ
このように「若干名」は、わずかな人数のことを表現した言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。