「黄砂」の読み方と意味とは？「こうさ」と「きすな」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「黄砂」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「黄砂」の正しい読み方は「こうさ」と「きすな」どちら

「黄砂」は「こうさ」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「黄」の音読みは「こう・おう」、訓読みは「き・こ」、「砂」の音読みは「さ・しゃ」、訓読みは「すな・いさご」ですが、「黄砂」と表記する場合、「きすな」とは読みません。

ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「黄砂」の正しい読み方は「こうさ」です。

「きすな」とは読みません。

「黄砂」の意味

「黄砂」の意味は「黄色い砂」「中国で、黄色の砂塵(さじん)が、強風で舞い上がり、そのまま風に乗って都市部などに運ばれて降ってくる現象」「砂漠の砂」「黄色い土」です。

日本で「黄砂」と言えば、春になると中国大陸のタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や黄土高原などの土や砂ぼこり、鉱物の粒子などが、強風で上空に巻き上げられ、そ偏西風に乗って海を渡り日本に到達する現象のことを言います。

空がくすんだ黄色になったり、黄色い砂が降下して辺りが砂まみれになったり、農業の作物に被害を与えることもあります。

「黄砂」の言葉の使い方や使われ方

「黄砂」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『黄砂の予報が出たので部屋の窓をしっかりと閉める』
・『黄砂のせいで車が砂だらけになる』
・『子供が黄砂で喘息を発症する』

まとめ

今回は「黄砂」の読み方について紹介しました。

「黄砂」の正しい読み方は「こうさ」で、「きすな」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。