「宝物」と「宝石」の違いとは?分かりやすく解釈

同じ「宝」の漢字を用いた「宝物」「宝石」には、どのような違いがあるか。

この記事では、「宝物」「宝石」の違いを分かりやすく説明していきます。

「宝物」とは?

「宝物」とは?

「宝物」とは、宝として珍重するものを意味します。

貴金属や現金、貴重品やブランド物など、直接、お金につながるような価値のあるものを意味するほか、お金には変えることのできないようなものに対しても「宝物」は用いられます。

例えば、我が子のことを親が「宝物」という場合もあります。

言い換えれば、「財宝」「虎の子」「財」「貴重品」などと同じです。

また、英語で言えば“treasure”となります。

「宝物」の使い方

「宝物」の使い方

「宝物」は、「私の宝物」「かけがえのない宝物」「宝物のような日々」「宝物の隠し場所」など、様々な形で用いられます。

「宝石」とは?

「宝石」とは?

「宝石」は、宝の石と書きます。

その言葉の通り「宝石」は石です。

ただし、単なる川などに転がっている石ではなく、天然の鉱物で価値のある石が「宝石」となります。

産出量が少なく、美しい輝きを見せる「宝石」

ダイヤモンドやエメラルド、ルビー、サファイアなどが「宝石」となります。

英語で言えば“jewel”です。

「宝石」の使い方

「宝石」の使い方

「宝石」は、「高価な宝石」「宝石をちりばめる」「宝石を身に着ける」「宝石泥棒」「宝石箱」などといった形で用いられます。

「宝物」と「宝石」の違い

「宝物」と「宝石」の違い

同じ「宝」という感じを用いる言葉ですが、基本的な意味は異なります。

「宝物」は、その人自身が価値のあるものだと判断したものすべてを意味する言葉ですが、「宝石」の場合は、価値のある石のみを意味する言葉。

このように明確な違いがあります。

「宝物」の例文

「宝物」の例文

・『私の宝物である娘を傷つけることは許さない』

・『この夏、一生の宝物になるような思い出を作ることができました』

・『子供の頃、みんなで宝物を校庭に埋めた記憶があります』

・『最高の宝物になりました』

「宝石」の例文

「宝石」の例文

・『宝石泥棒が捕まった』

・『子供の頃、母の宝石が羨ましかったです』

・『高価な宝石を身に着けると気が引き締まります』

・『宝石入りの指輪をもらったのは初めてです』

まとめ

まとめ

「宝物」「宝石」には、以上のような明確な違いがあります。

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