この記事では、「お鉢が回る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「お鉢が回る」とは?意味
「お鉢が回る」とは?意味
「お鉢が回る」は「おはちがまわる」と読みます。
意味は「あることの順番が自分に回って来ること」です。
持ち回りになっている権利や役割が、自分の元に巡って来ることです。
組織として大勢ですることになっている時に、自分の番がやってくることを表します。
本来は良いことに使われる言葉でしたが、最近では悪いことに使われることが多くなっています。
「お鉢が回る」の概要
「お鉢が回る」の概要
「お鉢が回る」の「お鉢」は、「ご飯を入れたお櫃」のことで、炊きあがったご飯を入れる木でできた桶のことです。
大人数で食事していると、ご飯をよそうのは順番制になり、このお櫃が中々回って来ません。
やっと自分の順番になるという意味で「お櫃が回る」と使う様になりました。
最初はこの様に「喜ばしいこと」として使われていましたが、次第に「嫌な役割を押し付けられる」という意味でも使われる様になったのです。
「お鉢が回る」の言葉の使い方や使われ方
「お鉢が回る」の言葉の使い方や使われ方
「お鉢が回る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『PTA役員のお鉢が回ってきた』
・『もうすぐ町内会の役員のお鉢が回って来る』
・『主役が降板して自分に代役のお鉢が回って来る』
まとめ
まとめ
今回は「お鉢が回る」について紹介しました。
言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。