この記事では、女性に対して使われているスラング用語の「ヨクバリージョ」の意味や使い方、例文を取り上げてお伝えします。
「ヨクバリージョ」とは?意味
「ヨクバリージョ」とは?意味
自分の人生をもっと充実させて、楽しみたいと思うからこそ仕事も恋も頑張るのが「ヨクバリージョ」です。
日々の生活の質を高めて楽しい気分で生活したいと思っては家族との時間を濃密なものにしたり、ペットを飼って思い切り遊ぶ、彼氏とデートして楽しむなど公私とともに充実させようと考える女性を指す言葉です。
私生活をうまく楽しむことで仕事への意欲も高まり、前向きにどんどん働ける人になり、給料に還元されることもあるでしょう。
お金の面でも潤えば、好きな物を躊躇せずに買えるようになればますます楽しい人生になることを表すときに使われています。
「ヨクバリージョ」の概要
「ヨクバリージョ」の概要
女性は愛する人と結婚すれば子供を産んで育てるという人生を歩む人が多いですが、その育児する生活の中で、会社を辞めたり、趣味をあきらめたりと犠牲にして新しい人生を歩むことになるでしょう。
夫との生活を優先的にして、自分の好きなことをあきらめてしまう人生を送るのではなく、どちらもうまく天秤のように両立して楽しめるようにするのが大事というテーマを掲げて訴えたのが、朝日新聞の2008年に行ったキャンペーンでした。
このとき、仕事と自分の趣味をあきらめず同時進行しようとする女性を「ヨクバリージョ」と呼び、多くの人に言葉を浸透させようと運動を巻き起こしたのです。
「ヨクバリージョ」の使い方や使われ方
「ヨクバリージョ」の使い方や使われ方
充実させたいと焦らずに、「ゆったりと前に進めるヨクバリージョを目指そう」と使ってみたり、知識ある先輩女性と手と手を取り合って「一緒に考えたいヨクバリージョ」とイベントを開催することもあります。
どんどん参加者を増やして、ひとりでも多くの女性が充実させた人生を謳歌できるように考えたとき「もっと、ヨクバリージョになろう」と訴えて、認知度を高めていこうと考えるわけです。
自分の能力を伸ばし、知識を増やすため英会話を習ったり、ストレスを溜めないためにピアノを習うなど素敵な生き方ができる女性を褒めるときにも使われています。
「ヨクバリージョ」を使った例文(使用例)
「ヨクバリージョ」を使った例文(使用例)
・『姉は結婚しても仕事をやめず、続けたおかげで今年部長に昇進したやり手のヨクバリージョだ』
結婚しても子供を保育園に預けながらうまく仕事を頑張ったおかげで女性ながら部長に昇進して、周囲を驚かせる人もいます。
・『ヨクバリージョはうまく旦那との関係を築き上げて、子供の面倒を見させたことで趣味と仕事を両立する』
旦那の協力なくして子育てはうまくいかない時代である昨今、子育てに協力してもらうことで自由な時間も取り入れられるわけです。
・『名古屋では、前向きに人生を生きる女性のためヨクバリージョを取り上げた企画を開催する』
朝日新聞では、もっと人生を充実させたいと思う人のためにどのようなことを考えて実行したら前向きな人生を歩めるか企画を取り上げて、語り合う時間を設けています。
まとめ
まとめ
男性との結婚生活では、育児ばかりが優先的にされがちですが、もっと自分の自由な時間が持てるよう夫や家族の理解を深めて女性の地位向上を高めていこうというのが「ヨクバリージョ」が考える目的になるわけです。
女性が輝けば夫も子供も明るく幸せになり、社会全体が充実して素敵な日本になるでしょう。