「叙事」とは?意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「叙事」とはどんな意味を持つ言葉なのでしょうか。

今回は、「叙事」の意味について解説します。

「叙事」とは?意味

「叙事」とは?意味

「叙事」とは、「起きた事柄をありのままに述べ記録すること」を意味する言葉です。

「叙事」の概要

「叙事」の概要

事実や事件など実際に起きた事柄に対して余計な情報を交えることなくありのままに述べつづることを表します。

編集者や記録者は目で見たものや耳で聞いたことをそのまま記録し自身の判断や感想などは一切差し挟まないものを「叙事」といいます。

純粋な事実として記録する行為や行為の結果として記録された文書や資料など指す言葉です。

「叙事」の言葉の使い方や使われ方

「叙事」の言葉の使い方や使われ方

『個人的な考えや意見を加えたものは叙事ではない』
『歴史的に名高い叙事詩を読む』

「叙事」の類語や言いかえ

「叙事」の類語や言いかえ

・叙情 「感情や感想を述べ表すこと」を意味します。

「叙事」が客観的に述べつづり自分の感情を加えないのに対し、こちらは何を思いどう感じたかという自分の感情が中心であり事実の客観性は重視しません。

「叙事」の対義語に当たる表現です。

まとめ

まとめ

「叙事」は実際にあった事柄をありのままに記録することを意味します。

意見や見解が少しでも加わると客観性が失われてしまいます。

事実のみで構成されているかどうかに注意しましょう。

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