「ビジー状態」とは意味や使い方、類語や例文などを解説

「ビジー状態」の解説

「ビジー状態」の解説

「ビジー状態」「ビジー」とは、英語のbusyのことで、忙しい、慌ただしい、使用中という意味になります。

ITの分野では、コンピューターや回線などが、ビジーになり、新しい受付を受けられない状態になることを、「ビジー状態」といいます。

単に、コンピューターが止まっている、回線が切れているという状態ではなく、機器や回線などが能力の限界まで使われていることにより、順番を待っている状況を表していることが多くなります。

インターネットなどの回線やサーバーにアクセスが集中していて通信速度が遅くなっているときや、アクセスを受け付けられない状態のときには、混雑ではなくなると、つながることがあります。

コンピューターなどの機器、周辺機器などの場合は、タスクが多くなり処理に時間がかかっているときや、容量が足りないときなどに「ビジー状態」になり、受付ができなくなっていることがあります。

その場合、単に時間がかかっているのか、不具合が生じているのか、判断することが難しくなります。

いずれにしても、「ビジー状態」になってしまったら、マウスなどに触らずに、待つことが大切です。

「ビジー状態」の使われ方

「ビジー状態」の使われ方

主に、コンピューターの処理が忙しすぎて滞っているときなどに使われます。

処理速度が極端に遅くなる場合や、応答がなくなる場合などがあります。

また、電話の話し中のときにも使われることがあります。

その場合には、「電話回線はビジー状態です」というように使われます。

コンピューターやシステムなどが、忙しくなり、応答がない場合に使われるので、故障等で停止していることが分かっている場合には、「ビジー状態」は使いません。

似た言葉に「フリーズ」もありますが、こちらは、コンピューターやソフトのエラーで、画面が動かなくなってしまう状態を指します。

「ビジー状態」になってしまった場合は、待つことで動き出すことが多いのですが、「フリーズ」は、待っていても解除されない可能性が高くなります。

「ビジー状態」の例文1

「ビジー状態」の例文1

「システムがビジー状態になっています」
システムが不安定になっている時などにパソコンに表示される文章です。

システムの処理が追いつかず、停止する場合や、遅くなってしまっている状態です。

「ビジー状態」があまり続くようであれば、原因を突き止めて対処したほうがいいこともあります。

「ビジー状態」の例文2

「ビジー状態」の例文2

「他のプログラムがビジー状態のため、この作業を処理出来ません」
同時に行っているプログラムで忙しいので、新しい作業を受け付けられないという意味です。

人間に例えると、大量に仕事しているので、能力的に新しい仕事は受け付けられない状態です。

「ビジー状態」の類語・言い換え表現

「ビジー状態」の類語・言い換え表現

「ビジー状態」と似ている表現を紹介します。

「速度が遅い」
「ビジー状態」は、コンピューターや回線などが処理能力を超えているときに使うので、「速度が遅い」ということも出来ます。

「回線のアクセスが集中していて、とても速度が遅くなってしまった」などといいます。

「てんぱっている」
システムの処理能力を超え、画面が止まっているときなどに、「システムがてんぱっている」などといいます。

「話し中」
電話した先が話し中のときに、「ビジー状態」だということがあります。

言い換えれば、話し中だということです。

「固まっている」
フリーズとは違いますが、「ビジー状態」では、応答がないことが多いので、「固まっている」ということもできます。

例えば、「このパソコン、ウィンドウを開きすぎて固まった」などと使います。

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