「立つ瀬がない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「立つ瀬がない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「立つ瀬がない」とは?意味

世間に対する対面や立場がないという意味です。

「立つ瀬」には、世間に対する対面、立場という意味があります。

「瀬」は立場という意味を持つ漢字です。

「ない」は、存在しない、所有していないという意味です。

「立つ瀬がない」の言葉の使い方や使われ方

この言葉は、立場や世間に対する対面がないことの意味で用います。

たとえば、AさんにBさんがお願いをしたとします。

このお願いことは、何が何でも受け入れてもらわなければなりません。

受け入れてもらえないと、Bさんとしての立場が怪しいものになってしまいます。

面目を保てないのです。

そういったさまをBさん側からすると「立つ瀬がない」といいます。

「立つ瀬」という言葉は、普通打消しの言葉をともなって使われます。

「立つ瀬がない」の例文

「立つ瀬がない」を使った例文を挙げます。

・『そこまで言われると立つ瀬がない』
・『○○さんの立つ瀬がない』

まとめ

この言葉は、立場や世間体がないことを意味しています。

普通打消しの言葉とともに使われるもので、「立つ瀬がある」とはいわない点に注意をしてください。