この記事では、「思慕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「思慕」の正しい読み方は「しぼ」と「おもぼ」どちら
「思慕」の正しい読み方は「しぼ」と「おもぼ」どちら
思慕という漢字を目にした人の中には、おもぼという読み方をする人がいるものです。
確かに思の漢字は単独でも、おもという読み方があるし、慕の漢字に関しても、ぼという読みは存在しています。
そのためそれら2つの漢字の読みを単純に組み合わせて思慕を、おもぼと読んでしまう事自体は理解可能です。
所が残念ながら思慕は、おもぼとは読まず、しぼと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
思慕は、しぼと読むべき言葉です。
というのも思の漢字は、思考等でも分かる様に、しという読みは普通にあります。
後ろに続く慕の漢字も、慕情といった漢字等を見れば理解出来る様に、ぼという読みを有しているのです。
だからこそ、その2つの漢字の読みを組み合わせる事で思慕は、しぼと読む事が出来ます。
「思慕」の意味
「思慕」の意味
思慕は、あれこれ考えるやおもいを巡らせる等の意味を持っている思の漢字に、おもいを寄せるとかしたうといった意味を所有する慕の漢字を付け加える事で誕生した言葉です。
以上の事から思慕は、思い慕うといった意味を示します。
「思慕」の言葉の使い方や使われ方
「思慕」の言葉の使い方や使われ方
・『妻を亡くして3年になりますが、今も亡き妻への思慕の念が消える事はありません』
・『彼は未練がましく、振られた彼女への思慕の念を募らせている様です』
・『遠距離恋愛でなかなか会えない彼に対して、思慕の念が募るばかりです』
まとめ
まとめ
思の漢字には、おもという読みがあり、慕の漢字には、ぼという読みが存在しているのです。
ですがその2つを合わせて思慕を、おもぼと読むのは誤りであり、しぼと読むのが正しい読み方となっています。
そんな思慕は、恋しく思う事や相手を思って慕うといった意味を表現する際に、使用される言葉です。