「厳正」の読み方と意味とは？「げんせい」と「げきせい」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

この記事では、「厳正」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「厳正」の正しい読み方は「げんせい」と「げきせい」どちら

厳正の漢字表記を目にした人の中には思わず、げきせいと読んでしまう人もいたりするものです。

確かに後ろの正の漢字は、せいという読みがありますが、最初の厳の漢字には、げきという読みはありません。

お陰で厳正は、げきせいと読む事すら出来ないので、この様な読み方をするのは誤りです。

厳正は、げきせいではなく、げんせいと読むのが正しい読み方となっています。

正しい読み方の結論

厳正は、げんせいと読むのが正解な言葉です。

というのも厳の漢字には単体でも、げんという読みがある上に、後ろの正の漢字もそのまま、せいと読む事が出来ます。

以上の事からその2つの漢字をシンプルに組み合わせる事によって、厳正の漢字は、げんせいと読む事が可能です。

「厳正」の意味

厳正は、きびしいやいかめしいといった意味を持っている厳の漢字に、ただすとか偽りがないといった意味を有する正の漢字を付け足す事により完成した言葉となっています。

だからこそ厳正は、基準を厳格に守りつつ公正に行う事、といった意味を表すのです。

「厳正」の言葉の使い方や使われ方

・『厳正な抽選の結果、当選者が決まるそうです』
・『絶対に間違いがない様に厳正な判定が行われるべきです』
・『応募された全ての作品を厳正に審査した結果、受賞者が決定しました』

まとめ

厳正の漢字を見て、げきせいと読んでしまう人がいます。

ですが最初の厳の漢字には、げきという読みは存在していません。

なので厳正を、げきせいと読むのは間違いで、げんせいと読むべき言葉です。

更にそんな厳正は、厳格に守りながら公正に行う事といった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。