「私心」の読み方と意味とは?「ししん」と「わたしこころ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

人の心を表す言葉はいろいろありますが「私心」もそのひとつです。

この言葉はどのような心を表していて正しい読み方は何なのでしょうか。

今回は、「私心」の正しい読み方と意味について解説します。

「私心」の正しい読み方は「ししん」と「わたしこころ」どちら

「私心」の正しい読み方は「ししん」と「わたしこころ」どちら

「私心」という言葉の読み方として考えられるのが「ししん」「わたしこころ」の2つです。

「ししん」「わたしこころ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

正しい読み方の結論

「私心」の正しい読み方は「ししん」です。

「私」には「私用」【しよう】「私室」【ししつ】など「し」という読み方と、「私達」【わたしたち】「私等」【わたしら】など「わたし」という読み方があります。

「心」「心中」【しんちゅう】「内心」【ないしん】など「しん」と読むほか、「心根」【こころね】「心持」【こころもち】など「こころ」とも読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「ししん」「わたしこころ」の2つのうち「私心」の正しい読み方は「ししん」です。

「私心」の意味

「私心」の意味

「私心」とは、「個人としての気持ち」を意味する言葉です。

組織を代表しての考えや立場を踏まえた上の気持ちではなく、社会的な関係性から離れた一個人としての気持ちや考えを指します。

社会の一員として生きている以上、人は常に自分の立場や状況に影響され続けます。

本来は自由であるはずの心や気持ちも周囲からの影響を免れられず本当の気持ちよりも配慮や都合を優先してしまうことが少なくありません。

そのような制約から離れた素直な心が「私心」です。

純粋な一人の人間としての気持ちという意味のほか「自分の都合を優先する心」というネガティブな意味合いでも使われます。

「私心」の言葉の使い方や使われ方

「私心」の言葉の使い方や使われ方

・『私心を述べる』
・『一切の私心はない』
・『私心を捨てて組織のために働く』

まとめ

まとめ

「私心」の読み方は「ししん」「わたしこころ」と読むことはありません。

いい意味も悪い意味もある言葉なので本来の意味と読み方を正しく理解して使いましょう。

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