「往来」という言葉は交通法規や道路関係の法律で使われていますが、相対的に何を指していて何とど読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「往来」の正しい読み方と意味について解説します。
「往来」の正しい読み方は「おうらい」と「すみらい」どちら
「往来」の正しい読み方は「おうらい」と「すみらい」どちら
「往来」という言葉の読み方として「おうらい」と「すみらい」の2つが思い当たります。
「おうらい」と「すみらい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
「往来」の正しい読み方は「往来」です。
「往」は「往復」【おうふく】「勇往」【ゆうおう】など「おう」と読み、「来」は「来店」【らいてん】「到来」【とうらい】など「らい」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「おうらい」と「すみらい」のうち「往来」の正しい読み方は「おうらい」です。
「往」を「すみ」とは読みません。
「すみらい」は「往」を「住」【すみ】と間違えたことによって生じた誤読です。
「往来」の意味
「往来」の意味
「往来」とは、「人が行き来する道」を意味する言葉です。
不特定多数の人や車が行き来する道を指す言葉で、道の上を人や車が行ったり来たりするという意味でも使われます。
本来は「行くことと来ること」つまり「行き来」を意味する言葉ですが一般的には人や車が自由に行き来する道を指す意味で使われています。
法律的には公道も私道も含め不特定多数の人が自由に行き来する道が「往来」です。
「往来」の言葉の使い方や使われ方
「往来」の言葉の使い方や使われ方
・『天下の往来で何をしようと自由だ』
・『通行を妨げると往来妨害罪になる』
・『車の往来が激しく交通事故の恐れがある』
まとめ
まとめ
「往来」の正しい読み方は「おうらい」で「すみらい」は誤読です。
法律にも登場する言葉なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。