この記事では、「著者」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「著者」の正しい読み方は「ちょしゃ」と「きしゃ」どちら
「著者」の正しい読み方は「ちょしゃ」と「きしゃ」どちら
「著者」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている漢字の個別の読みを確認します。
「著」の漢字の音読みは「チョ」で、訓読みは「あらわ(す)・いちじる(しい)」で、常用漢字外の訓読みとしては、「き(る)・つ(く)」もあります。
また次の「者」の漢字の音読みは「シャ」で、訓読みは「もの」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ちょしゃ」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋げて、いわゆる重箱読みすれば「きしゃ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、ここから判断することはできません。
さて、「著者」の正しい読み方は「ちょしゃ」と「きしゃ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
正しい読み方の結論
結論としては、「著者」の正しい読み方は「ちょしゃ」で、「きしゃ」と読むのは間違いです。
この熟語では少し特殊とも言える重箱読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
ちなみに、「著」の漢字を「き(る)」との読みは、常用漢字外の読みで、この読みを知っている人は少ないと思われます。
従って「きしゃ」と読み間違える人は極めて少ないと思います。
「著者」の意味
「著者」の意味
「著者」とは、「書物を書き著した人のこと」を意味する言葉です。
「著作者」とも呼ばれます。
「著者」の言葉の使い方や使われ方
「著者」の言葉の使い方や使われ方
・『訪れた書店では、芥川賞を受賞した作家が、購入した本に著者のサインをしてくれました』
・『外国小説の日本語訳の本を購入する際には、著者が誰かは当然確認しますが、翻訳者が誰かも確認します』
まとめ
まとめ
「著者」の正しい読み方は「ちょしゃ」で、「きしゃ」と読むのは間違いです。
また、この「著者」とは、「書物を書き著した人のこと」を意味する言葉です。